ドケルバン腱鞘炎

ドケルバン腱鞘炎の原因

最近増えているドケルバン腱鞘炎。

なぜ増えているのか、またこの腱鞘炎の原因は一体何なのか。

こちらではドケルバン腱鞘炎の原因についてご紹介します。

ドケルバン腱鞘炎とは

ドケルバン腱鞘炎は、ある日突然手首の当たりに痛みが走り、その症状がしばらく続く、腱鞘炎の一種です。

この腱鞘炎の原因は、特定の指を長時間酷使していると発生しやすいのが特徴です。

最近では「スマホ腱鞘炎」などと言われるように、片方の親指を休まずにずっと使い続けている、スマホ利用者にも多く見られるようになっています。

スマホ普及率が50%を超えた昨今、今後利用者が増えていくとともに、ドケルバン腱鞘炎になってしまう人もまた増えるのかもしれませんね。

ドケルバン腱鞘炎の原因1-手や指の酷使

ドケルバン腱鞘炎の原因の一つは、指や手首の使い過ぎによるものです。

スマホの長時間利用のほか、パソコンのキーボードを長時間利用し続ける人(とくにキータッチが強すぎる人に多い傾向)、ギターやベースなど指を酷使する楽器演奏を長時間行う方に多く見られます。

またスポーツも原因となる場合も多く、手首を酷使する運動を長時間行うバドミントンやテニス、ボウリングなどのプレイヤーにも見られます。

このほかにも手先の細かい仕事で、親指の使い過ぎによる不可が長年蓄積し、突然腱鞘炎の症状となって表れる方もいます。

ドケルバン腱鞘炎の原因2-ホルモンバランスの変化

実はドケルバン腱鞘炎は、手や指の使い過ぎによるもののほか、ホルモンバランスの変化によって発症する場合があります。

とくに妊娠出産期や更年期の女性に多く見られます。

このようにドケルバン腱鞘炎の原因は2つあり、それぞれの原因に沿って応急処置や治療、場合によっては手術を行っていく必要があります。

最近ではスマホの利用によって、潜在的な患者が増えているドケルバン腱鞘炎。

手首の親指側が腫れていたり、痛みがある、親指が良く動かないなどの違和感を感じている方は、鍼灸・整体院、整形外科などに相談すると良いでしょう。

ドケルバン腱鞘炎 症状

ドケルバン腱鞘炎は手首が痛くなったり、親指が動きにくくなるなどの症状を訴える人が多い腱鞘炎です。

では具体的に症状について説明していきます。

ドケルバン腱鞘炎は手の親指を広げたときに、手首の外側にできる2本の線である、短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)と長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)が、腱鞘つまり腱がくぐるトンネルのような部分で炎症を起こす症状が出ます。

ちなみに短母指伸筋腱は親指を伸ばす働きをする腱、長母指外転筋腱は親指を広げる働きをする腱で、それぞれ働きが異なります。

この腱鞘の部分に炎症が起きることで、腱の動きがスムーズでなくなるうえ、手首の親指側に痛みを生じたり腫れたりします。

これがドケルバン腱鞘炎の症状です。

この状態で親指を動かしたり、広げたり、患部を押したりすると、さらに強い痛みを感じるようになります。

また痛みが無くても、親指が以前と比べて曲げにくくなったり、曲げるときに引っかかるような感じがしたり、手に力が入りにくくなったなどの場合も腱鞘炎の疑いが強くなります。

このような症状が出る前には、親指を使い過ぎて高い負荷がかかるなどの炎症を起こすきっかけが有ります。

ドケルバン腱鞘炎の症状が出ているかどうかは、親指と一緒に手関節を小指側に曲げた時、痛みが強くなった場合に可能性が高くなります。

また診断法としてはほかに、親指を握って手首を小指側に曲げる「アイヒホッフテスト」と、親指を小指側にひっぱる「フィンケルシュタインテスト」の二つがあります。

ドケルバン腱鞘炎の症状に気が付いたらそのまま放置せず、ご相談ください。

ここまでドケルバン腱鞘炎の症状についてご紹介しました。

症状を悪化させずに適切な治療を受けるためにも、どのような症状が出ているかしっかりと把握していきましょう。

ドケルバン腱鞘炎 治し方

ドケルバン腱鞘炎になってしまった場合、治療せずにほおっておくと治らないばかりか、その状態がずっと続いてしまい、日常生活に支障をきたす恐れがあります。

ではどのように治療すればよいのでしょうか。

こちらではドケルバン腱鞘炎の治し方をご紹介します。

ドケルバン腱鞘炎の治し方

ドケルバン腱鞘炎の治し方は大きく分けて3つあります。

① 保存療法

② 電気や超音波を使った温熱療法

③ 外科手術

それぞれ整形外科や、鍼灸院や接骨院などで行っている治療法なのでチェックしてください。

① 保存療法

保存療法にはいくつか種類があります。

まずはサポーター、装具を使って手首や指の固定を行う方法です。

患部をなるべく動かさずに症状を徐々に和らげていき、自然回復を待つ形になります。

症状が弱い場合や応急処置として、患部を冷やしたり湿布を貼るなどの方法があります。この治し方で痛みが徐々に和らいでいく方もいます。

逆に傷みが激しい場合は、痛みどめや投薬、腱鞘内ステロイド注射を行うことで、症状の緩和と保存的治療を行う場合があります。こちらは整形外科で医師にかかり行う治療法です。

② 温熱療法

鍼灸院や接骨院などで行われる電気・超音波・レーザー治療も、ドケルバン腱鞘炎の治療法の一つです。

電気や超音波による刺激を与え、関節の腫れや炎症を抑えたり和らげたりして痛みを緩和、症状を抑えていく治し方です。

こちらは整形外科に掛かっている方や、産後に症状が現れた方でも利用する事ができる施設です。

治し方① 外科手術

保存療法などを行っても症状が改善しない場合や、一度治ってもまたすぐに再発する場合は、外科手術が行われます。

外科手術では腱鞘の鞘を開き、狭くなった部分を広くすることで症状を緩和します。

ドケルバン腱鞘炎の治し方について3種類ご紹介しました。

原因の究明とその除去を行い、それぞれに合った治し方を実践していきましょう。

次は、当院の治療法についてお伝えします。

当院のドケルバン腱鞘炎の治療法

当院では①鍼治療 ②整体療法

の2本柱でドケルバン腱鞘炎を治療しています。

 

① 鍼治療

鍼治療により、神経・筋肉・内臓に働きかけ、手首周辺だけではなく、体全体のツボを使い(といっても3~5穴くらい)痛みの起きている部分の消炎作用・筋緊張を緩和させていきます。

鍼治療は治療院によって、流派があり結果も異なりますので、予めご理解ください。

② 整体療法

いわゆる骨の位置を動かして、本来ある箇所に戻し、骨 → 筋肉 に働きかけています。また、筋膜を手技にて刺激を与え、緊張を緩和させることで症状を緩和・消失させていきます。

 

 

ドケルバン腱鞘炎 治らない

ドケルバン腱鞘炎の治療を行っている方でも、たまに治らないと言う方も出てきます。

医師に言われた方法を実践したり、ストレッチなど自己治療を行っているにも関わらず、なぜ治らないのでしょうか。

こちらではドケルバン腱鞘炎が治らない方の理由と原因についてご紹介します。

ドケルバン腱鞘炎は治る?治らない?

ドケルバン腱鞘炎は個人の生活スタイルや治療方法、術後のケアなどによって、治りにくい場合があります。

しかし、正しい治療方法と生活習慣の改善を行えば、多くの人が完治可能です。

ドケルバン腱鞘炎が治らない場合

まずはどのような治療方法を行っているか、それが正しいのかどうかを判断する必要があります。

消炎剤や痛みどめを服用しているケースでは、症状の緩和はできているものの、腱鞘炎の原因となる生活習慣が改善できていないため治らない場合があります。

ステロイド注射や神経ブロック注射といった外科療法を行っている場合も同様です。

症状が重く、継続的な治療が必要にもかかわらず、患部を冷やすだけ、あるいは湿布を貼るなど自宅でもできる治療を行っている場合も症状は回復しません。

ドケルバン腱鞘炎とはわからず、なんとなく手が痛いと思っている方は、たまにマッサージやストレッチを行うだけであとは何もしないケースも多く、治るどころか悪化させてしまうことも。

サポーターや装具を付けて、酷使しくいように固定して一時的に症状が緩和した場合でも、完全に治ったとはいえません。もとの生活に戻った途端、再発する可能性もゼロではないのです。

このようにドケルバン腱鞘炎が治らないケースはいくつもあります。

重要なのは何が原因なのかを突き止め、悪化を防ぐことです。

その上で正しい治療法を継続的に行うとともに生活スタイルを改善していけば完治させることができるでしょう。

ここまでドケルバン腱鞘炎の治らない理由についてご紹介してきました。

治らないケースがどんなケースなのかを把握しておくと、治療を進めやすくなりますのでぜひ実践してみてください。

ドケルバン腱鞘炎 手術

ドケルバン腱鞘炎の手術についてご紹介します。

ドケルバン腱鞘炎は、保存療法や注射など、さまざまな治療法がありますが、手術もその一つです。

ではドケルバン腱鞘炎の手術とはどのようなものなのでしょうか?

ドケルバン腱鞘炎の手術

ドケルバン腱鞘炎の手術は、短母指伸筋腱(たんぼししんきんけん)と長母指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)を包んでいる隔壁の肥厚や炎症が出ないようにするため、腱鞘を切開し狭窄を改善します。この手術は局所麻酔のため、その日に帰宅できます。

手術の内容ですが、主に隔壁の切除と橈骨神経浅枝(とうこつしんけいせんし)といった治療を伴います。

仮に橈骨神経浅枝の愛護がしっかりと行われなかった場合、術後にしびれるような感覚(橈骨神経浅枝麻痺)が起こり、ひどい場合には後遺障害を負う恐れもあるため注意が必要です。

ドケルバン腱鞘炎の手術以外の治療

整形外科では、外科手術のほかに、麻酔薬とステロイド剤をまぜた薬品の局所注入を行う場合があります。

腱鞘内へこれらを注入することで、保存治療効果が上がるのため、外科手術以外の治療方法として最近特に増えています。

こちらの治療方法が効果が期待できるため、最近では外科手術を行うケースが少なくなってきているようです。

このように手術による治療はいわば最終的な手段という位置づけになります。

なかなか治りにくい腱鞘炎を持っている方は、親指を無理に使いけるなど酷使をしている可能性が高いと言えます。
痛みが出た、ぜんぜん改善しない、手術しかない、病院へ行こう!といった半ば短絡的な考え方をせず、まずは酷使した親指を休め、症状を緩和させる方法をいくつか試してみると良いでしょう。

ドケルバン腱鞘炎の手術についてご紹介しました。

手術はいくつかの治療法の中でもかなり進んだものであり、お金もかかります。

手術をする必要があるかどうか、担当の医師とよく相談することをお勧めします。

腱鞘炎について詳しくはこちら

腱鞘炎

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