バレエと殿部痛(お尻の痛み)

  • レッスンを休んでいてもお尻の筋肉痛?がとれない
  • 階段を上がる時に痛い
  • 5番にいれると・・・
  • 殿部だけではなく股関節も痛い
  • 足もシビレる
バレエダンサーにとって、殿部の疲労は当然ではあります。
しかし、休んでいても回復しないのであれば、ただの疲労ではありません。
「まあ、そのうちにとれるだろう」とほうっておくと、
殿部の痛みと同時に、股関節や足関節の痛み、ハムストリングスやふくらはぎが張る感覚、シビレる感覚がでやすくなります。

殿部痛とマッサージ

バレリーナのセルフケアで、殿部をテニスボールでグリグリとマッサージする方がいますが、解剖学的に殿部の異常の原因が理解できれば、一時しのぎであることがわかると思います。
急場をしのぐのでしたら構わないのですが、根本的には良くはならず、慢性化し他の関節に悪影響が出てくることもあります。 注意が必要です。

殿部の痛みで悩んでいたバレリーナの声

Q.治療院に来る前の症状をお聞かせください。
A.お尻が痛くて階段を上がる時やお尻をしまうと痛みが出た。
補足:ターンアウト時、特に5番ポジション も同様に
Q.施術を受けての変化、感想をお聞かせください
A.痛みがとれた、ターンアウトがしやすくなった
Q.同じような症状でお悩みのかたにメッセージを
A.痛みをガマンしないほうがよい!
川口市 掛川若葉様(仮名) 17才 高校生

整形外科的な処置

一般的に整形外科では、殿部の痛みに対し、腰椎に問題(腰椎椎間板ヘルニアや脊柱狭窄症)があるかをMRI検査をします。
異常が見られた場合でも、すぐに手術ではなく、消炎鎮痛薬(湿布・飲み薬・ブロック注射)などで痛みを抑え経過を観察します。

当院の殿部痛に対する治療

① 骨盤矯正にはじまり全身の骨格矯正
② 鍼治療
③ 再発予防のため、座り方や立ち方の指導
① 骨盤矯正にはじまり全身の骨格矯正
現在の整形外科では、
骨格の歪み ⇒ 痛みや不調が起こる
という概念がありません。
当院では、殿部痛を治すうえで骨格の矯正は必須と考えています。
特に殿部痛の場合は、腰椎の過前弯(そり腰)や大腿骨と下腿骨の捻じれが生じているケースがほとんどです。
また、体を支える足関節は体幹部に異常があれば必ずと言っていいほど影響を受けていて、バレリーナにとって足関節は最も重要な治療のポイントでもあります。
② 鍼治療
骨格矯正が根本治療だとすれば、患部の鍼治療は対症療法に思えますが、
これがまた劇的に効果があります。 当院では、極力痛みのないよう、鍼の太さや本数をその人の体質に合わせて変えていきます。
筋肉の緊張具合によっては鍼治療の必要性がないこともあります。
③ 再発予防のため、座り方や立ち方の指導
これもすごく大切。
からだの歪みは激しく動いている時ではなく、同じ姿勢でいる時につくられます。
よって日常での座り方などはとても重要です。
思い描いている立ち方ができなければ、思い描いている踊りはできません。
バレエ・ダンスなど殿部の痛みでお困りの方は、是非、当院の鍼灸・整体を受けにいらしてください。

明京堂治療院